端渓硯の石紋はいろいろありますが、中でも最も有名なものに「眼」があります。
見た目は動物の眼のようで、墨味がかった紫青色の石質の中に全く違う色が入っています。
以下に少しまとめました。
くよく眼 くよくとは黒色の羽をもった小型の鳥類。この眼は小型で鋭く、黒の瞳を中心に、緑・黄・紫・紅などの円暈が幾重にも重なっている。
いんこ眼 いんこの眼より少し大きく、美しい眼。
緑豆眼 青豆のような緑色の眼、その中に小さな瞳がある
青眼 緑豆と大きさの違うもの。瞳はない。
鴉眼 黄色の眼でカラスの眼に似ている
鶏翁眼 雄鶏眼とも呼び、黄色の暈の中心に黒の瞳があるもの
猫眼 黄色の暈の中に縦に細長い瞳のあるもの
象眼 横に長い眼で、象の眼に似たもの
珊瑚鳥眼 青色の眼の中に珊瑚色の朱点があるもの
猪そう眼 猪のたて髪を抜いた毛穴の跡のような小さな眼が密集した状態
涙眼 涙が垂れたような形の緑眼
盲眼 眼中に白点のあるもの
死眼 暈が細くて中に黒点のあるもの
はっきりした眼になっていないいびつな形の斑点
活眼 はっきりと見える眼