■端渓石(たんけいせき)

産地

広東省高要県の南東斧果柯山の山麓

採石年代

古端渓-唐代・五代・宋代・元代・明代・清代

新端渓-それ以降

淡紫、青、黒、緑、白色など十数種類に分類されています

石紋: 青花-青黒色の花模様のような細かい斑紋

魚脳-透き通った白色で魚の脳のような柄

火捺-炎がゆらいでいるように見える柄

などなど

石眼

鳥の眼のような形をした柄で、石蓮虫の化石

石質

硬からず柔らかからず、均等な硬さです。

叩いたときに木声がよいとされています。

鋒鋩

大きさが適当で、均等に林立しています。

磨墨発墨     

優れています

■歙州石(きゅうじゅうせき)

産地

安徽省歙県竜尾山一帯

採石年代

唐代・五代・宋代・元代・明代・清代

宋以降は流通量が激減しています

青黒色・青色・黄色・緑色など

石質

比較的硬い

叩いたとき金声がするのが良いとされています

鋒鋩

優れています

磨墨発墨

良いです

■トウ河緑石(とうがりょくせき)

産地            

甘粛省臨?付近の?河(黄河)の1支流で、良材は川底から採石されたといわれています

採石年代

主として北宋中期

産地・年代とも不明で、現在残っているものも極めて少ないです

色           

緑色

石紋

さざ波のような風波紋があり、評価の高い硯

石質

粘板岩

鋒鋩       

極めて細かく、肌には光沢がある

磨墨発墨  

大変優れています

■松花江緑石(しょうかこうりょくせき)

産地         

吉林省扶余県の東方80キロ、松花江の流域にある砥石山。

採石年代    

清代に採石された比較的新しい石で、清の三代の後は採石されなかったようです

色             

緑色・緑黄色・黄褐色

石紋      

淡黄の曲線が美しい柄

石質      

粘板岩

非常に硬く、叩くとキンキン音がします

鋒鋩       

細く鋭い

磨墨発墨

素晴らしい

■紅糸石(こうしせき)

産地

山東省青州益都西の黒山

採石年代    

唐・宋代に採石されていたようですが、流通量は極めて少ないです

紅色・黄色

石紋

黄色の石には、紅糸のような紋が、紅色の石には黄糸のような紋があります

石質

頁岩(けつがん)

鋒鋩

やや細かく、澄泥硯に似ています

磨墨発墨  

良いです

■興化石

産地

福建省甫田県

紫色

■建州石

産地

福建省建甌県

紫色

■紫金石

産地

山東省青州

紫色

鋒鋩

細かい

磨墨発墨

良いです

■黎渓石

産地

江西省玉山県

岩質

歙州石の産地に近く、岩質もそれと同じです

■魯硯

産地

山東省

■五台山石

産地

山西省